お正月休みも明けて、日常が始まりましたね
みなさんいかがお過ごしでしょうか
あっという間に2015年
今年も皆様にとって幸多き年になりますように
さて、私事ですが年末に所属しているオーケストラの本番がありました
2014年の弾き納めは、ブルックナーの交響曲第5番でした
改修後の東京芸術劇場で初めての演奏でしたが、音響が素晴らしい
前よりも格段に響きの良いホールとなりました
こんな素晴らしい空間でブルックナーを演奏できたことの幸せ
ところで、ブルックナーはみなさんにはマイナーな作曲家かもしれません。。
今回はこのブルックナーについて、ご紹介したいと思います
ヨーゼフ・アントン・ブルックナー(1824-1896)は
12歳で父を亡くしてから家族のもとを離れ
ザンクト・フロリアン修道院で暮らすこととなりました
17歳で教職に就いたのち、教師やオルガニストとして
いくつかの村を転々とすることになりますが、
作曲家としてウィーンで本格的な作曲活動を開始できたのは
40代に入ってからというかなり遅咲きの苦労人であったわけなんですね
40歳過ぎてから初めて自身の音楽的情熱や欲望を再発見した
ブルックナーは、5年たらずで4つの交響曲を一気に書き上げました
しかもその一曲ごとがすごく長くてですね、非常に粘着質なんです
おそらく一般の人には、しつこいとか飽きるとかって意見が多いんですよね
しかし彼の音楽を何回もやっているうちに、
どーんどんハマっていくんですよ
教会の響きを感じ、宇宙を感じ、天に召される感覚。。
心がまるごと持ってかれるんですよね
こういう感覚、日常じゃなかなか経験できないですよね
音楽をやっていてよかったなぁと思うことは、
こういった感覚をみんなで共有できるからです
音楽は日常の延長でもあり、非日常でもあり、、
とても奥が深いんですよね
ぜひみなさんも、気分転換にクラシックを楽しんでみてはいかがですか
さて、2015年、何か新しいことに挑戦できる年にしたいですね
人間努力と練習を重ねれば必ずできるようになる
と教えてくださるのは、うちのDr.です
できなくて困ってる時も、先生の言葉を思い出して
練習しているうちにできるようになりました
この歳になって、努力と練習の大切さを痛感させられます
日々頑張れる大人でいようと決意させられる私なのでした
今年も精進して参りますので、みなさんよろしくお願い申し上げます
ナースS
http://www.primo-clinic.jp/