プリモが使用するシリコンプロテーゼMotiva エルゴノミックスとは?
Motiva エルゴノミックスの特殊配合ジェルは、アラガン社、メンター社、ユーロシリコン社などにかつて属した経験豊かなプロフェッショナルが集結・設立した Establishment Labs社で作る、世界最新の豊胸バッグです。
乳腺に近い柔らかさ(感触)で、今までにない更なる自然な動きと柔らかさを実現します。
横になるとラウンドタイプ、起き上がるとアナトミカルタイプの形になる最新のシリコンプロテーゼです。
Motiva エルゴノミックスの特徴と利点
1. ジェル充填率 100%
リップリングが起きにくく、foldingの問題を解決しプロテーゼの破損を防ぎます。これによりデコルテラインからのボリュームをしっかりと作れます。
2. バッグ表面加工は最新のプリントによるマイクロテクスチャー(スムース・シルク)
ダブルカプセル、拘縮の改善!
遅発性漿液腫やダブルカプセルの可能性を大幅に軽減します。スムース・シルクは、EL社と英国マンチェスター国立大学(The PLASTIC AND RECONSTRUCTIVE RESEARCH CENTER AT the University of Manchester)との共同研究で生まれましたので、更なる安全性と安心感を患者様へ提供します。
3. FDA 承認済 NuSil 社製 医療用コヒーシブシリコンを使用
Motiva エルゴノミックスの特殊配合ジェルは、史上最高の柔らかさを実現し、自然な動きを実現しました。乳腺に近い柔らかさ(感触)の豊胸バッグです。
4. 伸長率は平均約 65%とより強固な豊胸バッグを実現
破損の可能性を大きく軽減しました。
5. シェル形状は6層構造
ジェル漏れを防止するバリアレイヤーにブルーシールを採用しています。バリアレーヤーの存在を肉眼で確認でき、更なる品質向上と安全性を確立しました。
6. Motiva はツインパック
同じロットで製造された、豊胸用インプラントが提供されます。
シリコンプロテーゼ解説
形、特徴、メリット・デメリットなど、豊胸術に用いるプロテーゼには沢山の種類があります。
シリコンプロテーゼについて
豊胸術に用いるプロテーゼには沢山の種類があります。一昔前には生理食塩水を入れたプロテーゼが多く用いられましたが、最近ではシリコン(コヒーシヴジェルシリコン)という材質のプロテーゼが主流になってきています。シリコンのプロテーゼの中にも形態、表面の加工の違いなどが様々あります。プロテーゼにいくつかの特徴があるのは、さまざまな患者様の希望の違いや、体形の違いに応えるためであったり、プロテーゼ自体の進化であったり、施術する医師の好みであったりします。
クリニックによって、あるいは先生によって、良いというプロテーゼが違う場合があるのも、プロテーゼの選択に何を優先するかという点で考え方の違いがあるからだと思われます。
現在主流となっているシリコンプロテーゼの特徴をまとめます。
材質
シリコンプロテーゼの特徴(生理食塩水プロテーゼとの比較)
生理食塩水プロテーゼと比較すると構造的に強く寿命が長い。コヒーシヴジェルシリコンは万一の破損の際にも漏出しにくい。使用法を誤らなければ、シリコンは生体にとって安全な物質であること。大規模な研究により、癌や膠原病の発生とは無関係とされています。
形
ラウンドタイプの特徴
プロテーゼの向きを挿入後に内部でコントロールする必要がない。
丸いため、バストの上半分が不自然に盛り上がる傾向がある。痩せている方は特に目立つ傾向がある。
この点を改善するため、プロテーゼの内容物の量を減らすことがなされます。そうすることで形がアナトミカルタイプに近くなり、少し触った際の柔らかさがでるようになります。しかし、内容物の量を減らすことにより、プロテーゼの辺縁が潰れたり、折れ曲がりやすくなり、破損する可能性が高くなってしまいます。
アナトミカルタイプの特徴
自然なバスト形態になりやすい。
上下方向の向きがあり、挿入後内部で調節が必要で、正しく入れられないと折角の形が台無しになる。
プリモのこだわり
当院ではアナトミカルタイプのプロテーゼを採用しております。豊胸術後のバストの形がより自然に近いこと、向きの調整を正確におこなうことができるプロテーゼを採用していること、折れにくく破損しにくいため、長期における耐久性があるということからです。
表面の形状
スムースタイプの特徴
プロテーゼを挿入する際に入れやすい。
被膜拘縮になりやすい。術後のマッサージが必要。寝ると横にプロテーゼが流れるため、乳頭とバストがやや不自然な位置関係になることがある。
テクスチャードタイプの特徴
手術後のマッサージは不要(禁止)。被膜拘縮になりにくい。
腋の小さな切開から多少入れにくい。
プリモのこだわり
当院ではテクスチャードタイプのプロテーゼを採用しております。スムースタイプは被膜拘縮率が高いからです。
被膜拘縮を防ぐ目的でおこなうマッサージが、術後初期には痛みが大きく、術後ややつらい経過となってしまいます。また術後のマッサージによりプロテーゼの動く範囲を広く確保できても、さぼってマッサージをしなくなると、体には不必要な空間を埋める働きがあり、だんだんと周囲のカプセルが収縮し、いずれ動かなくなるという報告もあります。
テクスチャードタイプは被膜拘縮の発生率を下げるために開発された膜表面構造で、プロテーゼの表面積が広くなっており、表面に形成される被膜線維の走行も不規則になることで被膜拘縮を予防しているとされています。腋の小さな切開からも、皮膚やプロテーゼを痛めることなくスムーズに入れる様々な工夫を行っております。
ドクターが答える深掘りQ&A
アナトミカル型プロテーゼの挿入後の調節というのは具体的にどのようにするのでしょうか
ラウンド型とアナトミカル型で、術後の外からの見た目に変化はありますか
ラウンド型のプロテーゼでは、デコルテ(鎖骨)側のほうが、いかにもプロテーゼを入れているようにボコっと出ているように見えることもあるということでしょうか
プロテーゼの大きさは何cc刻みでしょうか
豊胸・バスト 胸の整形 施術一覧
豊胸術(ソフトコヒーシヴシリコン)の解説コラム
豊胸術(ソフトコヒーシヴシリコン)の方法や注意点などについて詳しく解説
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