微弱な電流を流して、通常では吸収されにくいビタミンCなどの成分を、皮膚の深部まで浸透させる治療法。
ヒトの肌の表面、一番外側の角質層は酸性でプラスイオンが多く、その内側の顆粒層はアルカリ性でマイナスイオンが多いという反対の性質を持っている。
この差によって二つの層の間には電気的な膜ができ、成分の浸透を防ぐバリアの役割をしている。
イオン導入器は肌の表面に微弱な電流を流して、角質層と顆粒層を中性に近づけることでバリアの働きを弱め、成分を肌の深部まで浸透させることができる。
導入する成分によってシミ・しわ・たるみなどを改善する。
イオン導入を用いて化粧品を使った場合、用いない場合に比べて数十倍の浸透力がえられるといわれている。