診療のご案内
高周波焼灼治療
高周波焼灼治療では、高周波の中でもラジオ波にあたる3.8MHzの周波数を採用し、
高密度の高周波エネルギーが細胞中の水分に熱作用をすることで、組織を瞬間蒸散させます。
周囲の熱変性が非常に少ない方法ですので、最小限の組織損傷で、同時に出血をコントロールしながら、
微細な操作により皮膚のできものを除去することが可能です。
高周波焼灼治療 施術方法
極細針を用いた局所麻酔後、病変を焼灼します。
施術時間は5分〜10分程度です。
高周波焼灼治療 施術後の注意点
1週間から10日くらいで皮膚が再生し、治癒します。
その間は軟膏処置やテープによる保護を行います。
ご希望があれば日中用に、傷跡カバー用のコンシーラーもご紹介しております。
再生した皮膚は色素沈着しやすいため、上皮化後はUVケアをしっかりと行ってください。
高周波焼灼治療 料金
高周波焼灼治療 | 価格は大きさによります | 2ミリまで¥ 11,000 |
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※価格は全て税込です。
高周波焼灼治療 術後経過・リスク・副作用・合併症
起こり得る可能性のあることを列挙しております。
当院ではこれらの症状を起こさないよう、それぞれについてしっかりと対策をとり、細心の注意を払い施術を行っております。
万一症状が起きた場合にも対処法をご用意しております。症状の改善を図るよう全力で診療を行います。
術後経過について
- 施術後の痛み
- 通常それほど施術後に痛みはありません。
- 施術後の赤み
- 赤みは通常1〜2か月で落ち着きます。場所によっては半年前後かかることもあります。
- 凹み
- 1週間〜10日くらいで上皮が形成され、そこから少しずつ平らに改善されていきます。こすったり爪で引っかいたりしないようご注意下さい。
- 施術後の日焼け予防
- 直後〜上皮化するまではテープ保護をおこないます。上皮化後は日焼け止めを使用し、こまめに塗りなおしてください。
- メイク
- 保護用のテープの上からであれば行うことは可能です。照射していない部位やアイメイクなどは当日から可能です。テープを使用できない場合は傷跡カバー用のコンシーラーもご用意しております。
- 洗顔
- 直後から優しく洗顔して頂く事は可能です。
リスク・副作用・合併症について
- 瘢痕形成
- “周りの皮膚とは異なる色”“テカテカして光沢がある”といった、 症状が稀に出ることがあります。徐々に落ち着き馴染んできますが、完全にはなくなりません。
- 治療したところが膨らんでいる
- 体質や治療部位によっては、肥厚性瘢痕と言われる盛り上がって赤みのある傷跡になることがあります。肥厚性瘢痕に対する局所治療、内服治療を行います。
- 黒子を取ったところが凹んだ
- 黒子を除去した場合、一時的に凹みができます。数か月の経過中だんだんと盛り上がってきますが、黒子の細胞が深くまでありそれを取り除いた場合には陥没が残ることがあります。
- ケロイド
- ケロイド体質が存在する場合、傷が範囲を超えて赤く盛り上がることがあります。その場合、ケロイドに対する局所治療、内服治療を行います。
- 黒子の再発
- 色の黒い細胞は境界が分かりやすく、きれいに取り除くことができますが、稀に色素のない母斑細胞は取り除けないこともあります。病変を大きく焼灼する場合は再発の心配がありませんが、病変ギリギリで焼灼する場合、再発のリスクはございます。
監修医師
当院の形成外科専門医による監修のもと、医療広告ガイドラインに準じて、WEBサイトを運営しております。