診療のご案内
CT撮影装置(KaVo OP 3D Vision)
東京の美容外科クリニックではまだ数院しか導入されていないCT撮影装置を院内に備えております。顔面骨や鼻の形態を診断する際にたいへん威力を発揮致します。
当院での用途は顔面骨の大きさ、神経管からの距離の測定、骨切り後の状態の診断、鼻のプロテーゼの位置、大きさの測定、曲がりの診断や、鼻中隔湾曲症、斜鼻の診断、他院鼻中隔延長術後の変形などの診断にCTを頻繁に用いております。
一度の撮影で、診断からオーダーメイドプロテーゼの作成、骨実体モデルの作成が可能です。
当院手術後のフォローアップにもCT撮影はとても有用です。
当院の特徴
最新の低被爆CT撮影装置により精密な画像診断が可能です
CTデータが必要な場合、当日撮影し直ちに診察室のモニターでデータ確認、診断が可能です
即時にオーダーメイドプロテーゼの発注、骨実体モデルの発注が可能です
CT撮影データはCD-Rにコピーしお渡しすることも可能です
CT撮影装置とは

CT撮影装置とは、円錐形のX線ビーム(コーンビーム)を照射しながら回転撮影を行う装置です。
通常のX線撮影では立体的な体を2次元の平面で撮影するため、詳細な情報を得られず診断が難しくなることがあります。一方CT撮影では、撮影した画像データから高画質な3D画像を作成し、得られた画像から患者様の頭部の骨の状態を、骨の内側の細部まで、3次元的に把握し診断することができます。顔面輪郭形成において、CT撮影は非常に有用になります。

広範囲な撮影領域
撮影領域は診断目的に応じて選択でき、口腔内に焦点を当てた直径8cm×高さ8cmの小範囲から、最大で直径23cm×高さ17cmの範囲をカバーします。頭部のほぼ全ての画像データを取得することができ、顎顔面領域の矯正治療において非常に有用になります。

被曝量の低減
- X線を連続照射するのではなく、パルス状に発振することにより、放射線量を大きく低減し、被曝量を最小限に抑えています。
- 撮影領域を考慮して、X線管球側を鉛のシャッターで絞り込むことで、不要な撮影を防ぎ、余計な被曝を抑えます。
- CT撮影装置( KaVo OP 3D Vision)にはプレビュー機能が搭載されています。
- 撮影前に撮影領域が的確に入っているか確認でき、再撮影のリスクを抑え、不要な被曝を防ぎます。プレビュー画像を確認しながら撮影範囲を調整し、必要な撮影領域を確実に選択できます。
- 放射線量をさらに低減する「QuickScan+モード」では、X線照射時間はわずか2秒、パノラマ撮影の約半分の被曝線量(11μSv)で撮影ができます。
被曝線量比較
医科用CT胸部撮影 | 6.9mSv |
一人当たりの年間自然放射線(世界平均) | 2.4mSv |
一人当たりの年間自然放射線(日本平均) | 1.48mSv |
胃のX線 | 0.6mSv |
東京―ニューヨーク間航空機往復 | 0.19mSv |
CT撮影装置( KaVo OP 3D Vision) EFOVモード | 0.074mSv |
CT撮影装置( KaVo OP 3D Vision) QuickScan+モード | 0.011mSv |
CT撮影装置 動画
CT撮影装置 料金
CT撮影 | ¥ 16,500 |
※価格は全て税込です。
※CT撮影データコピー料金 5,500円。
監修医師
当院の形成外科専門医による監修のもと、医療広告ガイドラインに準じて、WEBサイトを運営しております。