全切開法による二重形成をお考えという事ですね。
当院の全切開法の内部処理は、皮膚切開の後、眼輪筋の処理、瞼板前組織の処理、眼窩脂肪の摘出を行ったうえ、
6-0 PDSという極細の吸収糸による上眼瞼挙筋腱膜と皮膚真皮層との埋没縫合をしっかりと行っております。
内部処理は通常7-8か所は最低行いますので、二重が戻るという事は非常に考えにくい方法です。
ROOF(隔膜前脂肪)という脂肪層は、眼輪筋下、眼窩隔膜上に面状に存在する脂肪です。
まぶたが厚く重い状態を、すっきりと薄くさせたい時に切除する層です。
全切開法、あるいは上眼瞼リフト(眉毛下切開)と併用することのできる術式です。