日本人の乳輪の平均サイズは直径32?35mmと言われています。
出産や、加齢により乳輪は拡大してくることが多く、
乳房自体の委縮も手伝って、
乳輪にシワが生じることも稀ではありません。
乳輪の直径は50mmを超えると大きい印象になってきます。
乳輪縮小術を行うことで、
乳輪の直径が小さくなり、
シワも改善いたします。
乳輪縮小術は、
乳輪の外周で乳輪を切除する方法と、
乳頭基部で乳輪をドーナツ状に切除する方法があります。
傷が目立ちにくいので、
乳頭基部でドーナツ状に切除する方法をお勧めします。
術後の乳輪の大きさを35?40mmに設定し、
ドーナツ状の幅を通常5?12mmほど切除し、
巾着縫合します。
加齢性に拡大した乳輪は、この方法で、
バストの張りもでて、シワが減り、
乳輪が小さくなるので、
若返った感じになる良い方法です。
難しいのは若い女性の、
張りのあるバストで拡大した乳輪です。
皮膚の張りが強いと、
後戻りのリスクが比較的高いので、
安易な手術は禁物です。
そういった場合、
乳輪の色をトレチノインやハイドロキノンで薄くして、
目立ちにくくする方法も良い方法のひとつですね。