愛沢えみりは目標にしやすい顔!? プリモ麻布十番クリニック大場医師に本気の質問!! 美容整形対談シリーズ | プリモ麻布十番クリニック 美容整形ブログ

愛沢えみりは目標にしやすい顔!? プリモ麻布十番クリニック大場医師に本気の質問!! 美容整形対談シリーズ

By 2021年7月2日美容整形対談

2018年開院の美容クリニック「VENUS BEAUTY CLINIC」にプロデューサーとして深く関わり、美容や整形についてのYouTube動画やSNS投稿も大好評♪ 自他ともに認める美容愛好家の愛沢えみりさんがドクターの方々をゲストに、美容整形について対談するYouTube企画がスタートしました!

 

えみりさんからの患者目線な本気の質問に、技術の高さやキャリアに定評のあるベテラン美容外科医の方々にお答えいただくこの企画。本記事はYouTube版では編集カットされた部分も収録したロングバージョンです! 美容整形や美容医療の耳よりなお話ばかりなので、ぜひCHECKしてください♪

 

今回のゲストは、プリモ麻布十番クリニック院長/理事長の大場教弘先生!超ベテラン先生のわかりすい解説は必読。大場先生の優しく真摯な人柄も印象的な対談でした♪

 

Interview

大場先生は口コミの評判の良さ◎

えみり:いろんな手術をされていると思いますが、得意分野となると何になるんですか?

 

大場:プリモは目・鼻・バストの手術がとても多くて、やっぱり数をこなすと得意にもなるようでその3つですね。あとはアンチエイジングのフェイスリフトや脂肪注入も多くて、やりがいのある分野だなと思って取り組んでいます。

 

えみり:気になってたことがあるんですけど、目と鼻って両方やりたい場合一緒にやってもいいものなんですか? バランスとかいろんな意味でどちらが先だと良いとかあるのかなって。

 

大場:もちろん一緒にやって大丈夫です。やりたいものから優先順位でやっていいと思いますよ。麻酔もダウンタイムも一回になるので一回で済むといいですよね。ただ、目でも上瞼、目頭、目尻とかいろいろあるので組み合わせると数時間かかってきます。鼻となるとできることがもっと多いので、それでまた4~6時間とか。なので目と鼻でいろいろ一緒にとなると一日では終わらないのはありますね。

えみり:鼻だけでそんなにかかるんですね!

 

大場:そうですね。なのでその中で優先順位をつけていくことになります。一番やりたいことから絞っていって、計8時間くらいまでで収まるくらいだったら一緒にできますよ。

 

えみり:マックス8時間!それくらい長く手術がかかる患者さんもおられるんですね。

 

大場:いらっしゃいます。それぐらいになると局所麻酔だと不可能で。プリモは常勤の麻酔科の先生がいて完全にお任せしているので、麻酔に関して言えば8時間でも10時間でももっと長い手術でも大丈夫なんです。ただ、外科医はなかなか10時間もできなくて、8時間が集中力が持つ限界なんです。例え僕らが良くてもナースや周りのスタッフもしんどいとチームとしてクォリティーが下がってしまうし、「8時間」としています。

 

えみり:大場先生は私の周りの口コミでも本当に評判がいい先生なんです! カウンセリングからすごく丁寧で。

 

大場:ありがとうございます(笑)。慌てないで一例一例を丁寧に、その人の素材や状態を大事にして納得いくまで手術を行うことにこだわってやっています。できるだけ患者さんと意思疎通を図って、その人が本当にどうなりたいかをわかって提案しないといけないと思っているので、カウンセリングもどうしても時間がかかってしまうんです。お話だけで理解することが難しければ写真を持ってきてもらったり、シミュレーションのソフトを使ってこうなりたいというものをしっかりお互いで共有してから臨まないといけないので。そうなると短くはできないですね。

 

えみり:写真でイメージを共有するのは大事ですか?

 

大場:言葉よりヴィジュアルのほうがやはり。形を作っていくわけなのでそのほうがわかりやすいです。愛沢さんの写真持ってこられる方、多いですよ。

 

えみり:そうなんですか(笑)! 嬉しいです。恥ずかしいですけどwww 持ってこられる理想のお顔と自分の顔にズレって出ますよね。なるべく寄せてはくれるんでしょうか?

 

大場:完全なコピーはできないので、できるだけ近づけるしかないですね。遠い場合も、それをお互い共有したうえでできるだけ近づける。そういうことを日々努力してやっていますよ。

 

えみり:やっぱりなるべく自分に似てるお顔を目指すほうがうまくいきやすいですか?

 

大場:それはそうですね。でも、雰囲気が似てる人とか近い人を選んで持ってこられる方が多いです。自分のことを分析できていらっしゃるというか。

愛沢えみりは目標にしやすい顔!?

えみり:ちなみに、私の写真を持ってこられる方って具体的にどこを参考にされてることが多いですか?

 

大場:目、鼻、輪郭すべて。どれもとても多いですよ。

 

えみり:そうなんですか!嬉しい(笑)。自分ではいろいろ気になるんですけどね。でも芸能人のかわいい子にはなれないけど、私だったら近い部分があってなれそうと思うのかなって自分では思ってて…!

 

大場:華があって、目も鼻もパーツがとにかくはっきりしていらっしゃるので。だから目標としやすいんだと思いますね。

 

えみり:あはは(笑)! わかりやすい顔www?

 

大場:ごめんなさい、失礼なこと言ってしまったかもしれないです…(笑)。いやでも目標にしたくなるというのは天賦の才能だと思いますよ。

 

えみり:私の顔はもう素晴らしい先生の方々に作っていただいて、感謝してます(笑)。先生かわいいwww(スタッフに)めっちゃいい人ですよね!

人気の手術BEST3!

えみり:では、プリモでいま人気の手術BEST3をおしえてください!

 

大場:お話したように目、鼻、バストの手術が特に多いんですが、ベスト3で挙げるなら一位は鼻中隔延長術です。いろんな鼻を作る柱の手術になるので、人気ナンバー1ですね。あとは目を大きくしたいというニーズが多いから、眼瞼下垂、下眼瞼拡大術(たれ目形成術)。これがベスト3です。

 

えみり:鼻は高さを出す手術ではなくて、鼻中隔延長(鼻先を下げる手術)なんですね。

 

大場:鼻中隔延長術は高さも出せるんですよ。あと向きも変えられるのでいろんな希望を叶えやすい手術なんです。

 

えみり:そこで顔の雰囲気ってすごく変わりますもんね。鼻は奥が深い。

 

大場:おっしゃるとおりです。いまでもまだわからないことがあるし、技術もつねに進歩していますので、本当に日々勉強が欠かせないです。私自身も鼻が一番好きな手術で、奥が深くておもしろいです。中でも鼻中隔延長術は素晴らしい手術です。

えみり:鼻の手術は技術の差が出やすいイメージです。ほんの1ミリで変わるじゃないですか。これ周りに大げさだって言われるんですけど、本当にそうなんですよ! なので鼻の手術を考えている人は大場先生のようにこだわってる先生を探してほしいです。そして二位の眼瞼下垂は、意外でした。

 

大場:そうですか? 二重の幅も調整できますし、目の開きを調節することで目の大きさを最も大きく華やかにすることができる手術なので目では人気ナンバー1ですね。

 

えみり:昔は二重の幅を広くするのが良しとされていたところもありますけど、最近はそれより目をちゃんと美しく大きく見せたほうが綺麗だと理解する人が増えたんでしょうか。

 

大場:そう思います。幅にこだわる方が減ってきました。黒目をちゃんと出して華やかに見せるというと開きが大事なんです。プリモは目の表側を切って二重を作りながら目を開く方法なんですけど、切開したくない方にはハードルが高いですよね。そういう方には目の裏側から結膜を切って、でも同じ手術をするんです。眼瞼挙筋という目を開く筋肉の腱膜をちゃんと瞼板に固定して開きももちろん調整します。そうすると切らなくても目がパチッと開きます。

 

えみり:すごいですね!私それ最初にやりたかった(笑)。傷を残したくない方には、いまはそういう方法もあるんですね。

 

大場:もちろん人それぞれ向いているかどうかもあります。その手術と一緒に二重もやりたい方は同時にはできないので、二段構えで後日埋没法で二重を作るとかにはなってきますね。

傷跡の残りにくい手術が大事

えみり:大場先生は傷跡が残らないことを考えてくれる先生でもあるんですよね。

 

大場:縫合もすごくこだわっていますね。例えば脂肪吸引の4ミリしか切らない切開も、うちは吸収される糸で中縫いを入れます。それで表も併せて縫っていくことで傷跡が残りにくいです。縫合って一番時間がかかるんですけど、それがすごく大事だと思っていて。プリモで使っている吸収される糸も性能の良いものを使っているし糸の太さも各種取り揃えているので、傷によって選んでいますよ。

 

えみり:脂肪吸引の傷跡が気になる方けっこういらっしゃいますよね。

 

大場:そうですね。私は形成外科で学んで専門医まで取らせてもらっていて、傷を丁寧に縫う科で勉強していたので。美容外科はさらにそこに気を遣うべき領域だと思ってやっています。

 

えみり:3位の下眼瞼拡大術も意外でした!

 

大場:グラマラスラインとも言われる手術ですね。目を下方向に大きくするものですが、たれ目にしたり、あるいはたれ目にしたくないけど目を大きくしたい場合に目尻切開と一緒にやると切れ長に大きくなります。あるいは真ん中まで下げるとアーモンド型の目の形になって、目が最も大きくなりやすいです。真ん中を下げると三白眼になる人もいますので下げる位置はその人の目によって選んでいきます。

 

えみり:目って二重とか上側が気になりがちですけど、下側をちょっと変えるだけでまた印象が変わりますよね。

 

大場:おっしゃるとおりで。下に下げることで相対的に頬が小さくみえるので面長感が減る効果もあったりします。

 

えみり:この手術も切るのと切らないのとあるんですか?

 

大場:そうなんです。切る・切らないというのは皮膚側(外側)を切るか結膜側(内側)を切るかということだと思うんですけど、プリモは基本は結膜側です。表側の皮膚が余っちゃう人は併せて表側も逆さまつげ手術で余分な皮をとっちゃいます。それが必要な人は大体3~4割くらいで、残りの人は表を切らなくて済みますよ。表を切ると言ってもまつげの生え際一ミリくらいなので治れば傷は綺麗になります。

 

えみり:私自身もこの手術でお顔がすごく変わったと思ってます!

鼻は希望の形を叶えやすいパーツ?

えみり:大場先生は鼻の手術で有名ですよね。なりたい鼻になれる方法をおしえてほしいです!

 

大場:お話したように鼻って手術する部位もやり方もバリエーションが豊富なので、どなたに対しても限りなく応えられるようにこだわっているので、ぜひ相談してみてほしいですね。なりたい鼻にするために、例えば患者さんと共有したイメージをプリントアウトしたものをオペ室に貼って手術中に確認しながら臨んでいますよ。

えみり:職人…! 鼻ってトレンドというか、時代によっても変わりますよね。

 

大場:おっしゃるとおりです。そのとき一番人気があるモデルさんや女優さんが流行りの形を作りますね。少し前だと下向きな鼻で、いまは逆に前向きが流行っています。韓国だと上向きが流行りみたいですね。こちらは希望を叶える仕事なので、そういうトレンドに合わせていかざるを得なくて(笑)。私がいいと思う鼻を作ってたら、同じ鼻ばかりになっちゃいますから。

 

えみり:鼻って目とか他のパーツより希望の形に寄せやすい気がするんですけど、それは細かくいろいろな手術ができるからですか?

 

大場:そうですね。できるように開発されてきたというか。昔は糸で縛るだけとか既製品のプロテーゼを入れて終わりとか、シンプルな手術がほとんどだったんです。そうするとやっぱり似たような形になったり、トラブルもあったりして。でもここ10年は本当に技術が進歩して、軟骨の移植だったり、プロテーゼもCTのデータから自分の鼻とぴったりなモデルが作れるんですよ。それで型取りしたプロテーゼはズレにくいし浮きにくいんですよね。プリモも最近はほとんどそれになっています。

 

えみり:プロテーゼってL型のイメージでしたよね。

 

大場:そのL型がトラブルを起こしやすいことがわかってきたので、鼻先は軟骨がいいということで耳からの移植をします。鼻中隔延長ですね。自家組織にこだわっている先生もいて、慣れてる先生はそれでいいと思いますけど、僕はプロテーゼが得意なので。自家組織より精密でズレが少ないのはもちろん、もし変えたいときには簡単に取り出せて希望の形に整えることもできるんです。

医学が進歩するほど修正したい人は増える!

えみり:自分でやっててびっくりしてることなんですけど、鼻は一番変化があるわりに意外と何度でも修正がしやすいのかなって。

 

大場:何度でもというと…(笑)。もともとの組織が壊れすぎているとやっぱり治す限界はありますよ。

 

えみり:「組織が壊れすぎる」のは一番最初の手術が重要だったりするんですか?

 

大場:どの段階で壊れるかはわからないんですけど、切ってはいけないところが切られているとかそういうことがあると、やっぱりまっさらな状態よりかはハードルが上がりますよね。それでもわれわれ形成外科医はそんなシビアな状況でもある程度期待に応えられるように日々診療にあたっているわけですが…だからと言って何度でもというワケでは(笑)。

 

えみり:そうですよね(笑)。何度でもではないwww

大場:一回で決まるのが一番幸せですよね(笑)。でも一回で決まらなくても修正がしやすい状況にしておけば二回目に目標が達成できたりとかも。時間がたって要望が変わることはありますので、調整しやすいような手術だといいなと願います。

 

えみり:私もそうなんですけど、過去の整形の修正をしたい人って増えてますか?

 

大場:そうですね、美意識の高い方は。あとやっぱり技術や素材の進歩でいまはもっと綺麗に手術できるようになったので。ネットとかSNSでいまは簡単に情報も手に入れられるので、「いまこんなことできるんだ」って直したくなるのかな。医学が進歩すればするほど修正したい人は増えるんだと思います。

 

えみり:確かにそういう方も多いですね。単純にデザインを変えたいという方以外にも…。

 

大場:流行りを追い求める方もいますよね。若い方はより華やかにしたい傾向がありますけど、20代後半になってくるとちょっと落ち着きたいと意識が変わって、二重の幅を狭くする方も。勢いで高くしすぎた鼻ももうちょっと低くおとなしくしたほうがいいかな、でも全部取っちゃって元に戻るのは嫌だから修正を、という方もいます。

 

えみり:そこは悩まずにカウンセリングに行くのが良さそうですね。

 

大場:そう思います。二重の幅が広いのが流行ったときに切開をした人であきらめちゃう人も多いと思うんですけど、狭くする手術もありますし。目頭切開もそうです。出しすぎた目頭も戻すことはできるし、傷跡が気になる場合も脂肪注入などで形を変えずに改善することもできます。脂肪注入もテクニックが進歩しているので。なので、いろんな領域で修正できる可能性はありますよ。

 

えみり:切開したら直せないと思っている人は多いと思うので、このお話は希望が持てますね!

 

大場:もちろん難しい手術ではありますけど、まずは相談してみてください。

修正しやすい人、しにくい人

えみり:目と鼻の修正で多いお悩みはなんですか?

 

大場:鼻は鼻先の修正が多いです。高すぎる、細すぎる、あるいは向きを直したいとか。そういう場合は鼻中隔延長術を基本として直したりします。あとは上の部分。プロテーゼが細すぎるとか、動いちゃうとか。曲がって入ってしまっていてバレやすいとか多いですね。そういうときはオーダーメイドのものに変えるとフィットしてバレにくいので変えるといいと思います。小鼻も一度切りすぎちゃったらあきらめるしかない時代もあって、学会で数年前に発表したんですが小鼻に軟骨を移植したり皮膚を移動させたりして形をできるだけ自然に変える鼻翼修正術というのも開発してやっています。悩みを少しでも救える手術はだんだん増えてきていますね。

 

えみり:私はいま32歳なんですけど、同世代の方から過去の派手にした整形を年齢的に落ちつかせたいって相談はよくいただくんですよ。

 

大場:「自然にしたい」っていうのは修正の相談でよく聞く言葉で、うちはそういう気持ちをよく理解できますので、提案させていただくようにしています。

えみり:修正をしやすい人、しにくい人っているんですか?

 

大場:何回もやっていないことや、前回の手術で凝ったことをしていなくてシンプルな手術をされていると比較的直しやすいです。「凝った」というのは、ただ糸で縛るとかただ既製品のプロテーゼを入れるとかではなくて、軟骨をあちこちから入れているとか組織をたくさん取って結んで形を一生懸命変えようとした。けどだめだった…みたいな複雑な手術のことですね(苦笑)。そういう状態の修正はやっぱり時間が余計にかかっちゃいます。なので修正の手術は時間に追われないようにできるだけゆとりを持って枠をとるようにしています。

 

えみり:修正をしたときに、前の先生の手術が綺麗だったからやりやすかったと言われたことがありました!

 

大場:そういう先生だったら何回手術してもやりやすいです。問診でどこのクリニックで何を受けたのかは伺うようにしていて、それを読んで「あ~これは大丈夫だ」とか「これはちょっとやばいかな」っていうことは正直あります(笑)。

 

えみり:その「上手」っていうのは見た目の綺麗さじゃないわけですよね?切ってみないとわからないともよく言いますけど。外側を綺麗にするのはもちろんそうなんですけど、中の組織までちゃんと綺麗にしてくれるのがやっぱり上手な先生なんでしょうか。

 

大場:そうですね。だから前回の手術が「大丈夫そうな」先生だとしたら、手術する前でも「たぶん大丈夫です(うまく修正できると思います)」と言えたりもします(笑)。

 

えみり:本当に貴重なお話!今日お話できて本当に良かったです。最後に、言える範囲で(笑)先生が思う上手な先生やクリニックの選び方を教えてほしいです…!

 

大場:その先生の症例写真をできるだけ見たり、どんな論文や学会発表をされているかをチェックする。手術しているところとかその結果を見せられる先生は自信があるんだと思うんですよ。自分のクリニックではこれくらい変えられますという目安を提示しているわけだから。そういうのは下調べとしてはいいと思います。それで候補の挙がった先生が何人かいる場合、そのクリニックを回られてお話を聞くのがやっぱり良いと思います。それで一番納得できたところでお受けになるといいんじゃないかな。

 

えみり:これはぜひ皆さんに参考にしてほしいですね。大場先生ありがとうございました!


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