豊胸術をする際に知っていると
先生の説明が理解しやすい解剖についてです。
上のイラストは皮膚を透かして
なかにある乳腺と、その下の筋肉が描かれていrます。
筋肉は乳腺の直下にある大胸筋が大切です。
インプラントをどの層に入れるかは
大切な選択の一つです。
上のイラストは乳腺の直下、
大胸筋の上に入れています。
いわゆる乳腺下法です。
昔からこの層はよく利用されてきております。
痩せている人は少しインプラントが触れやすいようです。
上のイラストは大胸筋の筋膜を剥がし、
筋膜の下に入れた状態を示しています。
この層は、上半分くらい大胸筋筋膜に覆われるため、
乳腺下よりも少し深い位置に入れるためインプラントが触った時に、
わかりにくいといわれています。
上のイラストは大胸筋の下にインプラントが入っています。
いわゆる大胸筋下法です。
筋肉の厚みでカバーされるため、
さらに深いところに入りインプラントが触った時にもっとも触れにくい様です。
触った時のばれにくさを重視する場合は、
上のイラストを参考に理解いただけると幸いです。
各層によりmerit、demeritが多々ありますので、
入れる深さはひとつの要素として考え、
他の要素についても担当医としっかりと相談し決定すると
豊胸術が成功する確率が高くなると思います。