豊胸術にあたり、
プロテーゼを留置する位置は、もっとも気を使うポイントの一つです。
術前に胸部正中線、乳房下溝、中腋窩線などをマーキングします。
昨日お見せしたモニター様の術前デザインです。
斜めから
横からのデザインです。
乳頭からのそれぞれの距離も測定を行います。
これらによりおおよそのプロテーゼのサイズが決まります。
これらのマーキングを参考に剥離範囲を慎重かつ丁寧に剥離し、
サイザーを用い最終ポジション、サイズのチェックをします。
皮膚切開からポケットの剥離は手慣れると5分くらいでできるのですが、
そこからサイズの選択、ポジションの調整に時間をしっかりとかけて行うので、
当院でのバストの手術は約2時間ほどかかる手術になります。
麻酔は硬膜外麻酔と静脈麻酔を併用するので
全く痛みはなく、寝ている間に手術は終了いたします。
プリモ麻布十番クリニック