こんにちは!
プリモ麻布十番クリニックの高野です
手術後の縫合創の抜糸(表面の糸を抜くこと)には適切な時期があります。
部位や手術方法によっても適切な抜糸時期は変わってきます。
術後数日あたりで早く可能となる場合から、術後2週間くらいで遅く行う場合もあります。
抜糸のタイミングがあまり早いと創部の治癒が不十分となりますので
離開の危険性がでてしまいます。
また遅すぎると糸のくい込みによる傷あと(縫合糸痕)も残る危険性がでてしまいます。
当院では、細かな部位でも中縫いの真皮縫合により創部をきっちり寄せて
表面の糸は適切な締め具合で縫合していますので
通常、離開や縫合糸痕のご心配はいりませんが
適切な時期での抜糸は、良い傷あとの経過のために重要なことのひとつです。