小切開の方法は、
ご希望の二重のラインに幅5~7mmほどの切開を行い、
眼輪筋を少し切除します。
さらに深部にある眼窩脂肪を適量切除することも可能です。
切開部と深部組織を7-0 極細吸収糸で縫合します。
皮膚は8-0 Nylonという極細糸でふんわり縫合するので、
傷跡はごくわずかです。
小切開の良いところは、
埋没法ではちょっと外れるのが心配なまぶたに、
しっかりと二重を作ることができる点と、
わりと腫れが少ない点、
傷も全切開よりも小さい点でしょうか。
小切開の弱点は、
ラインの両サイドが、中央に比べて浅くなる方がいること、
皮膚切除をしないのでまつ毛側のタルミはそのまま残るところなどです。
まぶたの状態次第でとても良い手術になったり、
あまり向かず、他の手術方法の方が適していたりします。
しっかりとした診断の上、良い術式を選択することが大切ですね。
プリモ麻布十番クリニック
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