硬膜外麻酔は、
局所麻酔のひとつの方法ですが、
豊胸術や脂肪吸引術のときにとても重宝します。
全身麻酔を行わなくても、
広範囲に効果的に無痛領域が得られます。
バストの手術の際には、
Th3/4あたりの胸椎に留置し、
局所麻酔を入れることで、
胸から脇にかけて無痛領域が得られます。
これにより、
術中サイズを自分で実際に入れてみて、
試着感覚で適切なバックのサイズを選べる方法が可能になります。
ディプリバンという静脈麻酔により、
途中覚醒も明瞭になり、
しっかりと理想的なサイズを自己判断可能です。
バストアップの際、サイズで後悔したくない方には、
とても良い方法と思っています。
脂肪吸引も、
全身麻酔での施術では長時間になり、
リカバリーにやや時間がかかりますが、
硬膜外麻酔を行うことで、
回復の時間が短縮できます。
ふくらはぎや太ももの施術の際には
L2/3あたりの腰椎に留置すると、
しっかりと施術が可能です。
腹部の場合はTh9/10あたりに留置します。
術後の痛み対策にも、非常にpowerfullです。
追加投与により、
痛みの緩和が効果的に得られる良い方法ですね。