眉毛上隆起とは、
眉毛のあたりの前頭骨の隆起部分(骨のでっぱり)です。
でっぱりが大きいと
いかつい感じになります。
ゴリラみないな感じを想像させます。
男性の性的特徴でもあります。
これが発達している女性は、
この眉毛上隆起の改善を希望し美容外科を訪れます。
治療方法は、
後頭部あたりを切開する冠状切開から
頭蓋骨の骨膜下に剥離を前方に進め、
目の上の骨をすべて露出させます。
こうしておいて、
ドリルで骨を削ってひっこめます。
重症の人は、
前頭洞という副鼻腔を開窓します。
その上で前頭洞の骨、中隔をドリルで削ってひっこめ、
前壁を再固定します。
全身麻酔で手術は行います。
およそ3時間くらいで終了です。
女性らしい丸みのある輪郭が得られ、
いかつい感じが解消します。
傷は後頭部のみで、
髪の毛でカバーでき目立ちにくいといえます。
顔には一切傷は残りません。
眉毛上隆起の外側部分のみの改善でよければ、
後頭部を切ってアプローチしなくても、
眉毛の下を切ってドリルで骨を削ることができます。
輪郭を変える骨削り、骨きりの手術は、
術前、術後の形態変化が大きな手術ですね。