診療のご案内
アメリカでは肥満防止の処方薬としてFDA(食品医薬局)の認可を受け、最も安全なダイエット補助薬として処方されております。
食事に含まれる脂肪分を体内で分解・吸収するのにはリパーゼという酵素が必要です。
脂肪吸収抑制剤はリパーゼの働きを強力に抑え、脂肪の吸収を抑制します。
食事中の脂肪分の約30%の吸収を抑えると言われています。
吸収されなかった脂肪は便に混じって排泄されます。
脂肪吸収抑制剤の成分そのものも99%がそのまま腸管から排泄されてしまうため、全身的な副作用少ないとされています。
脂肪吸収抑制剤 適応
脂肪の多い(こってり、脂っこい)食材が好きな方
外食が多い方
過食症
脂肪吸収抑制剤 服用方法
1日3回、食事の前に1回1カプセルを内服します。食直後でも効果はあります。
初めての方は1日1カプセルから開始することをお勧めしています。
通常、服用から2週間以内に体重減少が始まり、6か月から12カ月間減量効果が認められます。
脂肪吸収抑制剤 Q&A
脂肪吸収抑制剤を服用してはいけない状態はありますか?
妊婦、授乳中、慢性吸収不良症候群など。
脂肪吸収抑制剤の副作用を教えてください。
急激な便意を催す、ガスによる膨満感、脂分を含んだ排便などの消化管症状が出現することがあります。これらの症状は、通常は軽微で服用初期に起こりやすい症状で、短期間で改善することが多いようです。
脂肪吸収抑制剤を服用するときの食事の注意点はありますか?
脂肪吸収抑制剤を服用すると、脂溶性ビタミンA、D、E、Kが不足しがちになります。ビタミン製剤、サプリメントを同時に摂取する事をお勧めしております。
脂肪吸収抑制剤 術後経過・リスク・副作用・合併症
起こり得る可能性のあることを列挙しております。
当院ではこれらの症状を起こさないよう、それぞれについてしっかりと対策をとり、細心の注意を払い施術を行っております。
万一症状が起きた場合にも対処法をご用意しております。症状の改善を図るよう全力で診療を行います。
術後経過について
- 毎日の体重測定
- 体重測定は毎日決まった時間に行うようにしてください。これによってダイエットや薬服用の効果を知ることができます。
- 食生活の管理
- あくまでも、ダイエット補助の役割となりますので、ご自身でも過食を抑えるようにこころがけてください。
- 穏やかな体重減少効果
- 数か月かけて徐々に痩せます。急激な体重減少はリバウンドしやすいようです。
リスク・副作用・合併症について
- 急にトイレに行きたくなる
- 急に便意をもよおしたり、ガスによる胃腸の膨満感、頻回の放屁などがあります。治療の初期に起こりやすい症状ですが、通常症状は軽く短期間で解消することが多いようです。
- 肌が乾燥する
- 脂肪吸収抑制剤はベータカロチンやビタミンEといった脂肪に溶けやすい栄養素の吸収を抑えるため、頻用しているとお肌がかさかさすることがあります。脂溶性ビタミンの補給や、果物や野菜を多く含む食生活を心がけて下さい。
監修医師
当院の形成外科専門医による監修のもと、医療広告ガイドラインに準じて、WEBサイトを運営しております。