診療のご案内
アゴプロテーゼ抜去術・アゴプロテーゼ入れ替え術
顎の形が気に入らない、変形をきたした、ずれてしまった、赤く腫れて感染が疑われる、
プロテーゼが動くなどのトラブルで除去したい場合、プロテーゼを除去、洗浄し、綺麗な状態に戻します。
形を修正したい場合、アゴプロテーゼ入れ替え術を行います。
アゴプロテーゼ抜去術・アゴプロテーゼ入れ替え術 当院の特徴
口腔内から手術を行うため、傷はほとんど分かりません。
プロテーゼの除去と同時にヒアルロン酸注入が可能です。
手術は静脈麻酔を用い、意識、痛みのない状態で行います。
院内でCT撮影可能です。これにより迅速な診断が可能で、術後フォローアップにも有用です。
アゴプロテーゼ抜去術・アゴプロテーゼ入れ替え術 方法
01
前回の切開を利用し同じところから切開しアゴプロテーゼを除去します。
02
十分に洗浄を行ったうえ、形成外科的縫合を行います。
03
顎の形態を維持する目的で、抜去と同時にヒアルロン酸などの注入を行うことが可能です。この場合、手術前後で顎の形態が大きく変化せず、ヒアルロン酸がゆっくりと吸収されていく経過で元の顎に近づいていきますので、他人にばれる心配が少なくなります。
04
希望の形に形成する場合、新しくアゴプロテーゼをフィットするよう削り出し希望の輪郭に整えます。
オーダーメイド特別注文プロテーゼによるアゴプロテーゼ入れ替え術
当院では輪郭のご相談の際に、できるだけ3Dシミュレーション画像を用いたカウンセリングを行っております。その画像からご希望の形態を知ることができ、また手術前からの変化量を定量的に知ることができます。シミュレーションページへ
オーダーメイド特別注文プロテーゼを作成する場合、事前にCTを撮影いただきます。今入っているプロテーゼの形態、位置が正確に把握できます。CTのデータから、プロテーゼが入っていない状態のご自身の実態モデルを作成し、そのうえでご希望の変化量をレジンなどの樹脂を用いてプロテーゼの型どりを行います。その型から新しくシリコンプロテーゼ作成いたします。作成されたオーダーメイド特別注文プロテーゼは、ご自身の骨にフィットするため、左右方向、上下方向にずれにくく、プロテーゼの辺縁も骨になめらかに移行するため、プロテーゼの輪郭が出にくく、自然な形態を永久に保つことが可能です。もちろんご希望の変化によってプロテーゼの微調整は比較的簡単に可能です。
以前にアゴプロテーゼを入れていましたが、曲がって入り形が不自然で、入れ替えを希望されました。
CTのデータから以前のプロテーゼを消去したところです。
ご希望の形態に合わせ、新しくシリコンプロテーゼをデザインしました。
骨へのつながりが滑らかで、不足分をしっかりと補い、自然なアゴの形態に形成可能です。
オーダーメイドシリコンプロテーゼのメーカーから、多くの症例に安全かつ効果的に使用しているということで当院が表彰され、FITmeのキードクターとして認定されました。
アゴプロテーゼ抜去術・アゴプロテーゼ入れ替え術 Q&A
手術後の腫れはどのくらいでひきますか?
手術後およそ1週間でひいてしまいます。
お化粧はいつからできますか?
手術直後からそのまま化粧OKです。
再度プロテーゼを入れることはできますか?
形が気に入らなかったり、大きすぎる、あるいは小さすぎる、プロテーゼが触ると動く、曲がっているなど、過去に行った挿入術に不満がある方は、プロテーゼの入れ替えで改善が可能です。もちろん、一度抜去して、しばらくしてからの再挿入も可能です。その場合、前の手術から1〜3ヶ月ほどあけると、術後の腫れなどが消失し、正確な形の評価が可能になります。
手術は痛いですか?
当院では顎の手術は基本的に静脈麻酔を行っておりますので、痛みを感じることはありません。局所麻酔下での手術を希望される場合、ブロック麻酔を併用しますので、麻酔を打つときの痛みも最小限となります。
アゴプロテーゼ抜去術・アゴプロテーゼ入れ替え術 料金
アゴプロテーゼ抜去術 | ¥ 165,000 | |
---|---|---|
アゴプロテーゼ入れ替え術 | ¥ 550,000 |
※価格は全て税込です。
アゴプロテーゼ抜去術・アゴプロテーゼ入れ替え術 術後経過・リスク・副作用・合併症
起こり得る可能性のあることを列挙しております。
当院ではこれらの症状を起こさないよう、それぞれについてしっかりと対策をとり、細心の注意を払い施術を行っております。
万一症状が起きた場合にも対処法をご用意しております。症状の改善を図るよう全力で診療を行います。
術後経過について
- 手術後の腫れ
- 7日程度でひいていきます。
- 手術後の内出血
- 稀にでることがあります。個人差はありますが、通常1〜2週間で自然に吸収され消失いたします。
- 手術後の違和感
- 手術後鈍い痛み、違和感を生じることがあります。数日で消失することが多いです。
- ヒアルロン酸注入併用した場合
- ヒアルロン酸注入後、触るとヒアルロン酸が動きます。触らないようご注意ください。
- 感覚異常
- 顎の感覚が鈍くなることが稀にありますが多くは一時的です。通常は手術後半年までに自然回復していきます。
リスク・副作用・合併症について
- 手術後の顎の変形
- プロテーゼの圧迫により顎の骨が変形している場合もあります。プロテーゼ周囲のカプセルが石灰化している場合、カプセルが固く残る場合があります。
- 感染
- 稀ですがどのような手術でも感染のリスクがあります。感染した場合、抗生物質点滴、洗浄処置、場合によっては異物の除去などの処置が必要です。
- ヒアルロン酸が残る
- ヒアルロン酸を注入した場合、稀に吸収されずに残る場合があります。気になる場合、ヒアルロン酸分解剤などで対応可能です。
監修医師
当院の形成外科専門医による監修のもと、医療広告ガイドラインに準じて、WEBサイトを運営しております。