診療のご案内
ブローリフト
額・眉間・目尻の若返り・下がった眉毛、重いまぶたを引き上げすっきりとさせます
加齢とともに眉毛も下垂してきます。まぶたのタルミの原因の一つで、視野を妨げとてもうっとうしい状態になります。
眉毛を持ち上げてしまうため、おでこにもシワが目立つようになってしまいます。
この状態を改善するのがブローリフトです。タルミを切除することで、まぶたが開きやすくなり、視野が広くなります。若い時の印象に近づきます。
ブローリフト 当院の特徴
局所麻酔は34 G極細針を採用(針の細さ0.2mm)、痛みは最小限です。
少しの痛みも怖く不安な方には、表面麻酔、静脈麻酔をおこないます。
4-0 吸収糸で中縫いをしっかりと行うため、抜糸は4-5日目に可能です(形成外科的縫合)。
透明の糸での皮膚縫合も対応しております。
さらに切開を斜めに行うため、眉毛の毛根を温存でき、傷をより目立ちにくくします。
翌日からシャワー、洗顔、眉毛以外の化粧ができます。
ブローリフト 方法
眉毛の上でたるんだ皮膚を切除し眉毛を持ち上げます。
傷は眉毛の縁に隠れるように丁寧に形成外科的縫合をおこないます。
当院は内部処理として中縫いを高性能吸収性極細糸でしっかりと行い、外縫いはさらに極細非吸収糸で行う、創傷治癒に最良な形成外科的縫合を採用しております。
極細透明糸による皮膚縫合も対応いたしております。
眉毛の生え際を斜めに切開する(wedge incision)方法を採用しておりますので、傷痕は最小限になります。
ブローリフト 症例写真
C ブローリフト 症例経過写真
1年前に他院で受けた眼瞼下垂手術後に目の印象が変わってしまったというご相談でした。眉毛の上の余分な皮膚をとる目的でブローリフトを行いました。併せて前額ボトックスも行っています。
- 費用(税込、麻酔代別)
- ブローリフト¥385,000
- 前額ボトックス¥49,500
- リスク・副作用(起こり得る可能性のあること)
- 腫れ、内出血、瞼の違和感、傷跡、埋没した吸収糸の露出、眉毛の形、二重のラインの変化、瞼の形態、ドライアイ、ドッグイヤー、閉瞼不全
目が重く感じる、眉毛が挙上しにくい、表情が乏しい
ブローリフトの処置期間・アフターケア
《手術当日》
患部の状態
眉上のラインに沿って、黒色の糸で縫合しております。通常5~7日目で抜糸となります。
内出血が生じると目周囲が紫~黄色っぽくなります。個人差はございますが、通常1~2週間で自然に吸収されます。
眉毛の形が変わります。曲線的になることがあります。リフトする部分によって二重のラインも変化します。縫合部の両端にdog earという皮膚の高まりができます。
前額にボツリヌストキシンを術中に注入します(無料)。創のストレスの原因となる表情筋にボツリヌストキシンを注入することで神経の伝達を阻害し、筋肉の動きを抑え、創の安静を保ちます。
術後処置・アフターケア
手術当日帰宅直前に医師による検診があります。
抗生剤(細菌感染予防のため)・鎮痛剤(通常痛みは軽度ですが、念のため処方しています)・胃薬(鎮痛剤などによる副作用を抑制するため)を術後3日間内服していただきます。
目の開きがよくなることで一時的に目が乾きやすくなることがあります。術後はドライアイ用の点眼薬、眼軟膏を使用して頂きます。
日常生活
当日より洗髪、全身のシャワーが可能です。
洗顔は当日水洗いのみ可能です。翌日以降から洗顔フォームの使用が可能です。但し創はこすらないようにしてください。糸がひっかかり裂けると出血することがあります。傷に悪影響を及ぼす可能性がありますので、かさぶたなどを無理に取らず、安静を保つようにして下さい。
抜糸まで患部に化粧品などは塗らないようにして下さい。
入浴・激しい運動は1週間程度お控え下さい。
眉毛の周り以外は当日からメイクが可能です。
就寝時はクッション等を用いて上半身を高くしてお休みください。
飲酒・喫煙は1週間程度お控えください。
コンタクトレンズは違和感がなければ当日から装着可能です。ただし手術後2~3時間は麻酔の影響により装着できません。
《5~7日目》【抜糸のためご来院】
患部の状態
腫れは1~2週間である程度引き、炎症が落ち着いていてきます。仕上がりは約6か月です。
傷跡に赤みがあります。赤みは個人差がありますが、約1~2か月で落ち着きます。稀に若干の凸凹が生じます。稀に中縫いの糸が出てくることがあります。
内出血が生じると目周囲が紫~黄色っぽくなります。個人差はございますが、通常1~2週間で自然に吸収されます。
ボツリヌストキシン注入の効果によって眉毛を挙上することが難しくなります。創の安静のために用いております。
術後処置・アフターケア
医師による診察があります。
創の抜糸を行います。
日常生活
抜糸当日から化粧水、乳液やクリームが塗布可能です。
抜糸の翌日からアイメイクが可能です。
眉毛周囲は強くこすらないようにしてください。
術後7日目以降、通常通り入浴、運動が可能になります。
抜糸後は傷跡の保湿・UVケアを行ってください。傷クリーム(1000円 税別)を塗布するとより傷が綺麗に仕上がります。
《1~3ヶ月》【検診のためご来院】
患部の状態
徐々に完成に近づきますが、まだ若干の浮腫みや腫れがございます。
傷跡の赤みは個人差がありますが、約1~2か月で落ち着きます。
稀に中縫いの糸が出てくることがあります。細い吸収糸なので放置しても問題ないことがほとんどですが、気になる場合には抜糸いたします。
術後処置・アフターケア
医師による検診があります。
術後処置はございません。
日常生活
引き続き傷跡の保湿・UVケアを行ってください。
《6ヶ月》【検診のためご来院】
患部の状態
ほぼ完成となります。
術後処置・アフターケア
医師による検診があります。
術後処置はございません。
日常生活
すべて通常通り可能です。
ブローリフト Q&A
1年前に他のクリニックで保険内の眼瞼下垂の手術を行いましたが、 今現在は眉の位置が下がってしまい、眉と目が近くなりました。 それと皮の弛みを切除しなかったのが原因なのか、わかりませんが、 術後は二重だったのですが、今は一重です。 目尻側が弛んでいて睨みつけているような感じです。 私は元々蒙古襞が他の人よりなかったのですが今はすごく張っている感じです。 又、私は彫が深くて、それが気に入っていたのですが、 今は眉が下がってしまい彫が深いのが目立たない見た目です。 この場合ブローリフトで眉を上げて、同時に二重切開の手術は可能でしょうか? 一度ブローリフトをして、様子を見て数か月二重手術をする形のほうがよろしいのでしょうか? 術後に眉が下がってくることはよくあることなのでしょうか?
眼瞼下垂手術を行うと眉毛が下がってくるのは通常に見られる症状です。
もしも眉毛をあげたい場合ブローリフトの適応になると思いますが、
二重と同時よりも、まずはブローリフトをしてから、
落ち着いて二重を形成した方が安全と考えます
現在、上まぶたのたるみに悩んでいます。 過去、4回も埋没法を行っております。 眉毛下切開で、上まぶたのたるみをとりたいのですが、 先日カウンセリングを受けた形成外科では、 「あなたの目を閉じた状態で、眉毛とまつ毛の縁の距離は25mm以下となっていて、 眉毛下皮膚切除を行うと、さらに距離が狭くなりますので、 この手術はおすすめできません。」と診断されました。 その代わりに、現在の二重ラインをさらに広くして(幅を12mmに設定すると良いとのこと)たるみをなくすようにします。と言われました。 私は、今後二重の幅を広くしたいと言う気持ちがなく、 単純にまぶたのたるみをなくしたいという希望なので、 ここで一度、予約した埋没法の手術はキャンセルしました。 上記の経過ですが、貴クリニックでは、 眉毛下切除にて、上まぶたのたるみとりは可能でしょうか?
眉毛下切開(上眼瞼リフト)での施術を考えているということですね。
基本的にたるみを自然にとる場合、上眼瞼リフトは良い手術になります。
25mm以上という診断基準もありますので、形成外科の先生のご判断は正しいと思います。
ただ個々の状態、状況、好みもありますので、当院では必ずしも25mm以上ある方でないと、
上眼瞼リフトを行わないということはありません。
また眉毛下垂が強い場合は、
まぶたの弛みの改善目的にブローリフトの適応となる方もいらっしゃいます。
眉を上げる癖を抑え、眉を上げずに目を開きたいので、ブローリフトを希望しているのですが、 数年前に二重切開というのを受けているのですが、支障ありませんか?
通常、二重切開術はブローリフトの手術に支障はございませんのでご安心下さい。
ただし眉毛を上げずに目を開きたい場合、ブローリフトよりも上眼瞼リフト(眉毛下切開)が適応になります。
まぶたの開きが悪いために眉毛を挙上している場合には、
眼瞼下垂手術で挙筋腱膜の固定をする方法も改善させる良い方法です。
29歳の男なのですが、目をしっかりと開くために眉を持ち上げてしまいがちで、 眉上や額にシワが寄っているのですが、ブローリフトというのは適していますでしょうか?
29歳のご年齢で眉毛を持ちあげ視野を確保しているとのことで、
まず考えられる原因は、まぶたのタルミによるものです。
もともと二重が無いか、奥二重の方もそのような傾向になりやすいです。
今の目元の感じを変えないで眉毛を持ちあげる癖をなくすには、
上眼瞼リフト、ブローリフトまたは前額リフトが適応になる可能性があります。
今の目元の感じを変えて、二重を作ってよければ、
埋没法あるいは全切開、眼瞼下垂手術などで症状を改善させることができます。
過去に2度、眉下切開を行っていて眉毛と目が近いので、 眉毛が思ったより上がらず眉毛上切開を行ないたいのですが、 眉下切開を行っていた場合出来ませんか? また、眉上切開で思ったより眉上があがらず目の上のたるみが解消されないこともありますか?
眉上切開をご希望とのことでございますね。
過去に眉毛下切開をされていても、
ご状態によっては眉毛上切開も行うことは可能かと思われます。
瞼のたるみの解消に関してでございますが、
もともと眉毛下切開を2度行っていらっしゃるとのことで、
ある程度は瞼のたるみが解消されていらっしゃるかと思います。
そのため、眉上切開をされた際にどの程度のたるみの解消をご希望されていらっしゃるかにもより、術式のご提案が異なる可能性があり、
実際に拝見しない限りご案内が難しいご状況でございます。
手術は痛いですか?
注入する麻酔剤には痛みを緩和させる成分を入れております。また注入量も片まぶたで約2.0ccと、必要最小限にしておりますので、注入時の痛みも最小限となります。
それでも怖い方のために、静脈麻酔をご用意しております。
術後腫れはどのくらいつづきますか?
施術によるまぶた周囲の腫れは、大まかには3~4日で引いてきます。むくんだ感じは1週間ほど続くこともあります。
術後メイクはどのくらいからできますか?
創部以外は直後からOKです。通常術後4~5日目に抜糸を行います。抜糸翌日から眉毛のメイクもOKとなります。
傷は目立ちますか?
手術後1~3か月間は術後の炎症による赤みや硬さがありますが、お化粧でカバーできる程度です。当院の方法は縫合を吸収性糸(6-0 PDS)を用いた形成外科縫合でおこなうため、術後の傷あとはとても綺麗に仕上がります。
赤みの続く体質の方には術後検診で適切な治療をさせていただきます(無料)。
術後痛いですか?
術後の痛みはほとんどありません。念のため軽い鎮痛消炎剤を服用いただきます。
手術時間はどのくらいですか?
手術時間はおよそ1時間30分です。
まぶたのタルミを治すことは可能ですか?
ブローリフトのメリットはまぶたの二重の上の皮膚のタルミを改善する点です。ラインが皮膚のかぶりで狭くなっているのが嫌という方には上眼瞼リフトで改善いたします。
術後の注意点などはありますか?
ブローリフト 料金
ブローリフト | ¥385,000 |
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※価格は全て税込です。
ブローリフト 術後経過・リスク・副作用・合併症
起こり得る可能性のあることを列挙しております。
当院ではこれらの症状を起こさないよう、それぞれについてしっかりと対策をとり、細心の注意を払い施術を行っております。
万一症状が起きた場合にも対処法をご用意しております。症状の改善を図るよう全力で診療を行います。
術後経過について
- 手術後の腫れ
- 手術後およそ7〜10日で大きな腫れは引いていきます。浮腫みは1〜2週間気になる場合があります。完成は約6か月です。
- 手術後の内出血
- 稀に出現することがあります。1〜2週間で消失していきます。
- 瞼の違和感
- ブローリフトを行ったすぐは、瞼に違和感を生じます。時間の経過とともに緩和する症状です。
- 傷跡
- 術後1〜2か月は赤みが分かります。経過とともに目立たなくなっていきます。稀に若干の凸凹が生じることがあります。
リスク・副作用・合併症について
- 埋没した吸収糸の露出
- 抜糸を行う、または露出部分を切除し対処いたします。
- 感染
- 稀ですがどのような手術でも感染のリスクがあります。感染が起きた場合、抗生剤による治療や、膿がたまっている場合は小切開排膿を行い、感染源の摘出が必要となる場合があります。
- 眉毛の形の変化
- 眉毛の形が変わります。曲線的になることがあります。眉毛の形について希望があれば、切除範囲を調整可能です。
- 二重のラインの変化
- リフトする部分によって二重のラインも変化します。二重の幅が広くなり、浅く、横方向に短くなります。皮膚切除量、切除範囲で調整を行います。
- まぶたの形態
- リフトする部分により手術前よりもつり目傾向に感じることがあります。皮膚切除量、切除範囲で調整を行います。
- ドライアイ
- 目の開きがよくなることで、乾きやすくなることがあります。点眼剤、眼軟膏を処方いたします。
- 傷跡
- 白くテカテカした瘢痕を生じた場合、光の加減で目立ったり、お化粧の乗りがやや悪くなることがあります。傷跡が赤く盛り上がることがあります。傷の治りを良くするクリーム、注射、内服薬などで治療を行います。必要があれば切除再縫合で改善を図ります。
- ドッグイヤー(dog ear)
- 縫合部の両端にdog earという皮膚の高まりができます。短い切開で余剰皮膚を多くとればとるほどドッグイヤーが目立ちます。切開線を長くすることでドッグイヤーは目立たなくなります。
- 閉瞼不全
- 皮膚を切除しすぎると、瞼を閉じにくくなる可能性があります。皮膚切除量、切除範囲で調整を行います。
監修医師
当院の形成外科専門医による監修のもと、医療広告ガイドラインに準じて、WEBサイトを運営しております。