診療のご案内
頬骨形成術(頬骨削り)
頬骨の張った輪郭の改善するため、頬骨を形成します。
頬骨形成術 当院の特徴
口腔内およびもみあげの中から手術操作を行うため、傷はほとんど分からなく治癒します。
頬骨の自然な高まりを温存しながら顔の幅を小さく形成します。
手術は気道の確保を安全に行うため、全身麻酔下におこないます。
院内でCT撮影可能です。これにより迅速な診断が可能で、術後フォローアップにも有用です。
頬骨形成術 方法
頬骨前壁と頬骨弓部分を切断します。前壁は左右から寄せる幅の分の骨片を切除します。
左右から幅寄せし、生じる段差はバーで削って平らにします。
頬骨前壁と頬骨弓部分を切断します。前壁は左右から寄せる幅の分の骨片を切除します。
口腔内からアプローチし、頬骨骨膜下に剥離し露出展開します。
ボーンソーにより頬骨体部を形成します。
もみあげ部分から小切開で頬骨弓部を露出展開し、
ボーンソーにより弓部を切断、バーを用い形成します。
チタンプレートで前面、弓部を固定し終了します。
頬骨形成術 症例写真
A 頬骨形成術 症例経過写真
少し頬骨がはっているように見えるのを改善する目的で、 当院で頬骨形成術を行いました。
- 費用(税込、麻酔代別)
- 頬骨形成術¥990,000
- リスク・副作用(起こり得る可能性のあること)
- 腫れ、内出血、傷跡、血種、感覚異常、神経麻痺、埋没した吸収糸の露出、咀嚼への影響、たるみ、段差、左右差
E 頬骨形成術 症例経過写真
頬骨の張りが気になり、他院でエラボトックスを受けるもあまり改善しなかったということで、当院で頬骨形成術を行いました。
- 費用(税込、麻酔代別)
- 頬骨形成術(前面〜側面)¥990,000
- リスク・副作用(起こり得る可能性のあること)
- 腫れ、内出血、傷跡、血種、感覚異常、神経麻痺、埋没した吸収糸の露出、咀嚼への影響、たるみ、段差、左右差
頬骨形成術 Q&A
手術後の腫れはどのくらいでひきますか?
手術後およそ2週間でひいてしまいます。
お化粧はいつからできますか?
輪郭の手術後、傷は顔にありませんので翌日からもみあげ部分以外は化粧を行ってもOKです。
手術は痛いですか?
手術は基本的に全身麻酔で行っておりますので、痛みを感じることはありません。術後の痛みも強力な鎮痛剤を処方しておりますので、それほど痛みを感じることはありません。
全身麻酔で手術を行う理由はなんですか?
手技が細かく、ポイントの多い手術で、2〜3時間ほどの手術時間を要します。その間の気道を確実に確保し、手術を安全に遂行するために全身麻酔で行っております。大きな痛みを伴う手術ではなく、麻酔の濃度は低く維持されますので、術後2〜3時間回復室でお休みいただき帰宅可能です。
傷は目立ちますか?
頬骨形成術(頬骨削り)は、ほとんど口の中ともみあげの小切開から手術をおこないます。口腔内の傷は見えにくく、傷も目立ちにくく治る部位といえます。もみあげの傷も隠しやすく目立ちません。
頬骨形成術 料金
頬骨形成術(前面〜側面) | ¥ 990,000 |
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※価格は全て税込です。
頬骨形成術 術後経過・リスク・副作用・合併症
起こり得る可能性のあることを列挙しております。
当院ではこれらの症状を起こさないよう、それぞれについてしっかりと対策をとり、細心の注意を払い施術を行っております。
万一症状が起きた場合にも対処法をご用意しております。症状の改善を図るよう全力で診療を行います。
術後経過について
- 手術後の腫れ
- 手術後およそ7〜14日で大きな腫れは引いていきます。浮腫みは2〜3週間気になる場合があります。完成は約6か月です。
- 手術後の内出血
- 稀に出現することがあります。1〜2週間で消失していきます。
- 傷跡
- 口腔内の傷は見えにくく、傷も目立ちにくい部位ですが、歯磨きの際には当てないようにし、毎食後うがいをして下さい。
- 感覚異常
- 頬の感覚が鈍くなることが稀にありますが多くは一時的です。通常は手術後半年までに自然回復していきます。
リスク・副作用・合併症について
- 埋没した吸収糸の露出
- 抜糸を行う、または露出部分を切除し対処いたします。
- 感染
- 稀ですがどのような手術でも感染のリスクがあります。感染が起きた場合、抗生剤による治療や、膿がたまっている場合は小切開排膿を行い、感染源の摘出が必要となる場合があります。
- 血腫
- 血腫を生じると除去が必要な場合があります。
- 咀嚼への影響
- 頬骨を大きく縮小すると、咀嚼に影響することがあります。手術で修正可能な場合、修正手術を行います。
- たるみ
- 頬骨を大きく縮小すると、皮膚のたるみが出現することがあります。フェイスリフト手術、注入などで対応いたします。
- 神経麻痺
- 極稀ですが、眉毛を持ち上げる前頭筋を支配する顔面神経が損傷すると麻痺が出現することがあります。眼窩下神経にストレスが加わると頬の感覚低下をきたすことがあります。
- 顔の幅が縮小し足りない、縮小しすぎる
- 骨、皮膚、粘膜やその他の要因により、できる縮小、幅の調整には限界があります。手術で修正可能な場合、修正手術を行います。
- 段差
- 骨の微妙な段差が生じることがあります。手術で修正可能な場合、修正手術を行います。
- 左右差
- 人間の身体は元々左右差があるため、手術においても完全な左右対象を保証することは困難です。手術で修正可能な場合、修正手術を行います。
監修医師
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