診療のご案内
おとがい形成術(アゴ骨切り術)
アゴの輪郭の改善するため、下顎骨のおとがい部分を短縮したり、前に出したり、後ろに下げたりすることができます。
おとがい形成術 当院の特徴
口腔内から主に手術操作を行うため、傷はほとんど分からなく治癒します。
下顎骨おとがい部(アゴ)を安全に形成します。
手術は気道の確保を安全に行うため、全身麻酔下におこないます。
院内でCT撮影可能です。これにより迅速な診断が可能で、術後フォローアップにも有用です。
おとがい形成術 方法
口腔内からアプローチし、下顎骨骨膜下に剥離しおとがい部(アゴ)の骨を露出展開します。
長いアゴを短くする場合、おとがい神経を保護しながら、ボーンソーにより下顎骨を切断します。
エラへの移行部をなだらかに形成し、おとがい部は前に出す量を決めチタンプレートで固定します。
アゴがとても小さく、後退している場合、
下顎骨が小さく傾斜があるため、単にプロテーゼを入れるだけで前に出そうとすると
アゴが少し下方向にも延長されます。
そうすると顔が大きくなったり、アゴが長く感じる可能性があります。
そういった場合、下顎骨を中抜きし、下の骨片を上に持ち上げながら前に出す方法を用いることで、より美しい形態を得ることができます。
おとがい形成術 症例写真
J 頬フェイスリフト+オトガイ形成術+アゴプロテーゼ手術 症例経過写真
頬のたるみを改善し、アゴのラインをシャープにしたいというご要望から、当院で頬フェイスリフト+オトガイ形成術+アゴプロテーゼ手術を行いました。
おとがい形成術 Q&A
手術後の腫れはどのくらいでひきますか?
手術後およそ2週間でひいてしまいます。
お化粧はいつからできますか?
輪郭の手術後、傷は顔にありませんので翌日から化粧を行ってもOKです。
手術は痛いですか?
手術は基本的に全身麻酔で行っておりますので、痛みを感じることはありません。術後の痛みも強力な鎮痛剤を処方しておりますので、それほど痛みを感じることはありません。
全身麻酔で手術を行う理由はなんですか?
手技が細かく、ポイントの多い手術で、2〜3時間ほどの手術時間を要します。その間の気道を確実に確保し、手術を安全に遂行するために全身麻酔で行っております。大きな痛みを伴う手術ではなく、麻酔の濃度は低く維持されますので、術後2〜3時間回復室でお休みいただき帰宅可能です。
傷は目立ちますか?
おとがい形成術(アゴ骨切り術)は、ほとんど口の中から手術をおこないます。口腔内の傷は見えにくく、傷も目立ちにくく治る部位といえます。
おとがい形成術 料金
おとがい形成術(アゴ骨切り術) | ¥ 1,100,000 |
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※価格は全て税込です。
おとがい形成術 術後経過・リスク・副作用・合併症
起こり得る可能性のあることを列挙しております。
当院ではこれらの症状を起こさないよう、それぞれについてしっかりと対策をとり、細心の注意を払い施術を行っております。
万一症状が起きた場合にも対処法をご用意しております。症状の改善を図るよう全力で診療を行います。
術後経過について
- 手術後の腫れ
- 手術後およそ7〜14日で大きな腫れは引いていきます。浮腫みは2〜3週間気になる場合があります。完成は約6か月です。
- 手術後の内出血
- 稀に出現することがあります。1〜2週間で消失していきます。
- 傷跡
- 口腔内の傷は見えにくく、傷も目立ちにくい部位ですが、歯磨きの際には当てないようにし、毎食後うがいをして下さい。
- 感覚異常
- 頤の感覚が鈍くなることが稀にありますが多くは一時的です。通常は手術後半年までに自然回復していきます。
- 開口制限
- 術後手術の炎症などの影響から口が開きにくくなりますので、開口訓練を行います。これにより徐々に開いていきます。
リスク・副作用・合併症について
- 感染
- 稀ですがどのような手術でも感染のリスクがあります。感染が起きた場合、抗生剤による治療や、膿がたまっている場合は小切開排膿を行い、感染源の摘出が必要となる場合があります。
- 血腫
- 血腫を生じると除去が必要な場合があります。
- たるみ
- 下顎骨を大きく縮小すると、皮膚のたるみが出現することがあります。フェイスリフト手術、注入などで対応いたします。
- 神経麻痺
- 極稀ですが、口周囲の表情筋を支配する顔面神経が損傷すると麻痺が出現することがあります。無理して短くしたり整える場合に、稀に頤神経の麻痺が残ることがあります。
- 顎が長すぎる、短すぎる
- 骨、皮膚、粘膜やその他の要因により、できる縮小、幅の調整には限界があります。手術で修正可能な場合、修正手術を行います。
- 段差
- 骨の微妙な段差が生じることがあります。手術で修正可能な場合、修正手術を行います。
- 左右差
- 人間の身体は元々左右差があるため、手術においても完全な左右対象を保証することは困難です。手術で修正可能な場合、修正手術を行います。
監修医師
当院の形成外科専門医による監修のもと、医療広告ガイドラインに準じて、WEBサイトを運営しております。