診療のご案内
上口唇短縮術
鼻の下が伸びた感じ、薄い唇を厚くするにはこの方法
長い白唇部を鼻の下で切除し、鼻と赤唇の距離を狭くします。これにより赤唇も厚くする施術です。
老化とともに白唇は長くなり、赤唇は薄くなってしまう傾向があるため、アンチエイジング治療の一環としても効果的な方法です。
上口唇短縮術 方法
上口唇短縮術は上口唇リフトともいわれる方法で、長い白唇部を鼻の下で切除し、鼻と赤唇の距離を狭くします。これにより白唇部が短くなり、赤唇部が厚く、外反してみえるようになります。鼻の基部で皮膚を幅4~8mmほど切除し引き上げます。形成外科的縫合をおこなうため傷は目立ちにくく仕上がります。
当院は内部処理として中縫いを高性能吸収性極細糸でしっかりと行い、外縫いはさらに極細非吸収糸で行う、創傷治癒に最良な形成外科的縫合を採用しております。
上口唇短縮術 症例写真
F 上口唇短縮術+口角挙上術 症例経過写真
人中を短く、口角を上げたいというご要望から、当院で上口唇短縮術+口角挙上術を行いました。併せて鼻中隔延長術+鼻背部軟骨移植術+鼻翼縮小術(内側法)+鼻尖縮小術を行っています。数日前に他院で受けた手術の影響で内出血が見られます。
- 費用(税込、麻酔代別)
- 上口唇短縮術¥330,000
- 口角挙上術¥330,000
- リスク・副作用(起こり得る可能性のあること)
- 腫れ、内出血、痛み、傷跡、感覚異常、埋没した吸収糸の露出、血種、皮膚の壊死、鼻の変形、ドッグイヤー、閉口困難、肥厚性瘢痕、口唇形態の変化、口角のしまりが悪くなる
G 上口唇短縮術+鼻翼縮小術(内側法+外側法) 症例経過写真
他院で鼻中隔延長術、鼻尖形成術、鼻プロテーゼを入れていらっしゃいました。人中を短くしたい、小鼻を小さくしたいというご要望から、当院で上口唇短縮術+鼻翼縮小術(内側法+外側法)を行いました。
- 費用(税込、麻酔代別)
- 上口唇短縮術¥330,000
- 鼻翼縮小術(内側法+外側法)¥495,000
- リスク・副作用(起こり得る可能性のあること)
- 腫れ、内出血、違和感、鼻出血、鼻先の知覚低下、左右差、鼻づまり、鼻翼基部の傷跡、鼻尖部が丸く感じる、埋没した吸収糸の露出、血種、皮膚の壊死、鼻の変形、ドッグイヤー、閉口困難、肥厚性瘢痕、口唇形態の変化
上口唇短縮術の処置期間・アフターケア
《手術当日》
患部の状態
手術後鈍い痛み、違和感を生じることがあります。数日で消失する事が多いです。手術後3~7日で大きな腫れは引いていきます。浮腫みは1~2週間気になる場合があります。術後腫れにより、口が閉じにくくなることがあります。内出血が生じると、口唇や頬などが紫~黄色っぽくなります。個人差はありますが、通常1~2週間で自然に吸収され消失します。術後、上口唇の感覚が鈍くなることがありますが、多くは一時的です。手術により炎症が生じるため、はじめは硬く若干つっぱった感じが気になることがありますが、完全になくなるまでには1~2か月要することもあります。
静脈麻酔で手術された方は、麻酔の影響により、のどが痛くなることがあります。通常数日で改善します。
術後処置・アフターケア
手術当日帰宅直前に医師による診察があります。
抗生剤(細菌感染予防のため)・鎮痛剤・胃薬(鎮痛剤などによる副作用を抑制するため)を術後4日間内服していただきます。
日常生活
飲酒・喫煙・激しい運動・入浴は1週間程度お控えください。洗髪・シャワー浴は翌日から可能です。激しい運動は1~2か月お控えください。就寝時はクッション等を用いて上半身を高くして仰臥位でお休みください。うつ伏せ、横向きでの就眠は創部にストレスがかかります。歯磨きの際に上口唇にストレスを加えないよう注意してください。会話や食事で頻繁に動かす部位のため、術後に違和感を感じることがあります。
《7日目》【抜糸のためご来院】
患部の状態
傷跡に赤み・盛り上がりがありますが、通常約6か月以内に落ち着きます。腫れはまだある時期ですが、10~14日でおおよそ引いていきます。仕上がりは6か月です。内出血が生じることがありますが、通常1~2週間で自然に吸収され消失します。
術後処置・アフターケア
医師による診察があります。
鼻下の抜糸を行います。
日常生活
術後7日目以降、通常通り入浴が可能になります。
就寝時は仰向けで、上半身を高くしてお休みください。
術後は安静が必要です。激しい運動は1~2か月お控えください。
抜糸後からはメイクが可能です。傷の赤みが気になる場合は、医療用コンシーラーのご用意がありますのでご相談ください。
《1~3ヶ月》【検診のためご来院】
患部の状態
傷跡の赤み、盛り上がりは個人差がありますが、通常約6か月以内に落ち着きます。硬くつっぱった感じが気になることがありますが、炎症の消退とともに徐々に柔らかくなり、完全になくなるまでには1~2か月要することもあります。感覚が鈍くなることがありますが、多くは一時的で術後半年までには自然回復していきます。
術後処置・アフターケア
医師による診察があります。
術後処置はございません。
日常生活
激しい運動は1~2か月お控えください。
傷の赤みが気になる場合は、医療用コンシーラーのご用意がありますのでご相談ください。
《6ヶ月》【検診のためご来院】
患部の状態
違和感はほぼなくなります。
術後処置・アフターケア
医師による診察があります。
術後処置はございません。
日常生活
日常生活に制限はございません。
上口唇短縮術 Q&A
術後は痛いですか?どのくらいで食事ができますか?
はじめ触れると軽い痛みはありますが、会話、食事などはすぐに普通に可能となります。仕事で声を頻繁に使う方は、多少影響がある可能性がありますので、数日お休みがあると安心です。
手術は痛いですか?
基本的に静脈麻酔で行っておりますので、術中痛みを感じることはありません。ご希望に応じ局所麻酔で行うこともあります。
傷は目立ちますか?
上口唇短縮術は、鼻の基部に傷が残るデザインでおこないます。通常傷は目立ちにくい場所と言えます。ただし、傷の落ち着く1-2カ月は赤みがありますので、コンシーラーでカバーすると良いかもしれません。コンシーラーは当院にご用意がありますのでお尋ねください。
腫れはどのくらい続きますか?
術後の腫れが目立つのは、初めの3日程度で、およそ1週間で消退します。
術後の違和感はありますか?どのくらい続きますか?
口唇はとても敏感なところで、さらに会話や食事で頻繁に動かす部位のため、術後に違和感を感じることがあります。手術により炎症が生じるためはじめは硬く、若干つっぱった感じが気になることもあります。炎症の消退とともに徐々に柔らかくなり、つっぱった感じも消失しますが、完全になくなるまでには1-2カ月要することもあります。
上口唇短縮術 料金
上口唇短縮術 | ¥ 330,000 |
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※価格は全て税込です。
上口唇短縮術 術後経過・リスク・副作用・合併症
起こり得る可能性のあることを列挙しております。
当院ではこれらの症状を起こさないよう、それぞれについてしっかりと対策をとり、細心の注意を払い施術を行っております。
万一症状が起きた場合にも対処法をご用意しております。症状の改善を図るよう全力で診療を行います。
術後経過について
- 手術後の腫れ
- 手術後およそ3~7日で大きな腫れは引いていきます。浮腫みは1~2週間気になる場合があります。完成は約6か月です。
- 手術後の内出血
- 出現することがあります。1~2週間で消失していきます。
- 違和感
- 上口唇短縮術を行ったすぐは、上口唇に鈍い痛み、違和感を生じます。時間の経過とともに緩和する症状です。
- 傷跡
- 術後1~2か月は赤みが分かります。経過とともに目立たなくなっていきます。稀に若干の凸凹が生じることがあります。
- 感覚異常
- 感覚が鈍くなることがありますが多くは一時的です。通常は手術後半年までに自然回復していきます。
リスク・副作用・合併症について
- 埋没した吸収糸の露出
- 抜糸を行う、または露出部分を切除し対処いたします。
- 感染
- 稀ですがどのような手術でも感染のリスクがあります。感染が起きた場合、抗生剤による治療や、膿がたまっている場合は小切開排膿を行い、感染源の摘出が必要となる場合があります。
- 血腫
- 血腫を生じると除去が必要な場合があります。
- 皮膚の壊死
- 皮膚の血行が悪くなり皮膚の壊死が起きることがあります。タバコはお控え下さい。部分的な壊死の場合、経過とともに治癒し目立たなくなります
- 鼻の変形
- 鼻翼が横に広がりやすくなることがあります。鼻翼が相対的に下がることがあります。鼻の穴の左右差が生じることがあります。必要に応じ鼻翼縮小術などで修正を図ります。
- ドッグイヤー(dog ear)
- 縫合部の両端にdog earという皮膚の高まりができます。短い切開で余剰皮膚を多くとればとるほどドッグイヤーが目立ちます。切開線を長くすることでドッグイヤーは目立たなくなります。
- 感覚低下
- 上口唇の感覚が鈍くなりますが、多くは一時的です。通常半年程度で回復していきます。
- 閉口困難
- 上口唇が持ち上がる分、口が閉じにくくなることがあります。前歯が見えやすくなることがあります。修正が必要な場合、脂肪やヒアルロン酸の注入、口唇拡大術などで修正を図ります。
- 肥厚性瘢痕
- 傷跡が赤く盛り上がることがあります。傷の治りを良くするクリーム、注射、内服薬などで治療を行います。必要があれば切除再縫合で改善を図ります。
- 口唇形態の変化
- 白唇部が短くなり、赤唇部が中央部分を中心に外反し厚くなります。修正が必要な場合、脂肪やヒアルロン酸の注入、口唇修正術などで修正を図ります。
監修医師
当院の形成外科専門医による監修のもと、医療広告ガイドラインに準じて、WEBサイトを運営しております。