眼瞼下垂の症状は、
まぶたの開きが悪いため、
おでこの力をいれて（前頭筋の収縮）
眉毛を持ち上げます。
このためおでこにしわが入り、眉毛と睫毛の距離が広くなります。
まぶたがくぼんだ感じになることもしばしばです。
年齢以上に老けてみえてしまうんですね。
おでこを緊張させるので、頭痛や肩こりがひどい方も多く見受けられます。
これらの症状を引き起こす原因のひとつに、
上眼瞼挙筋の働きが弱い、あるいはその力が伝わりにくい
ということがあります。
治療は、眼瞼下垂手術になります。
この手術により、
まぶたの開きが改善し、
おでこに力を入れなくなります。
そうするとおでこのシワが改善し、
眉毛の位置も下に下りてきます。
まぶたのくぼんだ感じも改善します。
肩こりや頭痛の症状も軽くなることが多いようです。
見た目の改善も大事ですが、
機能的改善も得られる素晴らしい手術のひとつです。
方法はまぶたの裏側から行う方法と、
皮膚側からおこなう方法があります。
それぞれmerit、demeritがありますので、
社会的背景と希望をもとに方法を選択します。
まぶたの裏側からのmeritは、
腫れが少ないことと、皮膚に傷が残らないことです。
皮膚側からおこなうmeritは、
タルミをとって、二重をパッチリ作れることでしょうか。
